唐桟(とうざん)(唐桟留ともいう)
桟留とは木綿の産地インドのコロマンデル地方の別称でセント・トーマス(サン・トメ) のこと。この地方以外(ひろくインド・東南アジア)からも輸入した。
唐桟は一般には輸入の木綿の縞柄のこと。江戸中期以降は国内でも生産されるようになる。
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唐桟1 |
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唐桟2 |
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唐桟3 |
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この場合、唐は中国を意味するのではなく一般に外国を指す |
唐桟縞はその色づかいに特徴があるため、唐桟1〜15には色違いはありません。 |
▲その他の縞
めくら縞
縦糸・横糸ともに藍染めした糸で織ったもの。あらかじめ計算して織りだした縞柄ではなく、糸の染めむらによって偶然に出来る不規則な縞柄。
やたら縞
文字通り地糸と縞糸との配列が一定しておらず、縞が広くなったり狭くなったりしている不規則な縞柄。 |
算盤縞
江戸時代の庶民の代表的な文様。非常な人気を博した。 |
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