経緯度基点標由来



碑   文

経緯度基點標由来
此の附近一帯は元海軍用地にして此の場所より東約三十五米、街路交會點中央路面の標識は水路部構内天測室に設置せし子午儀測台の位置を示し、北緯三十五度三十九分三十七秒八、東経百三十九度四十六分十五秒六に在り、大正四年乃至六年其の測台に據り経緯度精測の結果従前稱へられたる、我が国経度に十秒餘の誤差あるを発見して測地學上貴重なる貢献をなせし由緒ある地點なりとす。
道路開設に當り其の跡を保存し且茲に其の由来を誌す。
昭和八年十二月
東京市
水路部
現在このレリーフは海上保安庁内の水路業務資料室に保管されています。
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