講談発祥記念の碑



薬研堀不動院内


碑   文

講談発祥記念之碑

由来の記
元禄の昔、赤松清左衛門は浅草見附辺の町辻で太平記を講じ、江戸講釈の発祥となった。これがのちに「太平記講釈場」に発展して長く庶民に親しまれ、安政年間「太平記場起源之碑」が建てられた。この碑はその後、当不動院境内に移され、大正十二年の関東大震災まで名物となっていた。
この度、当不動院と講談協会との因縁により、真言宗宗祖弘法大師一千百五十年御遠忌を記念し、依って茲に新たに建碑をなすものである。
大僧正 高橋隆天撰書
弘法大師一千百五十年御遠忌記念
大本山川崎大師平間寺
昭和五十九年秋吉祥
東京別院薬研掘不動院
講談協会       建之  

 
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