江戸城天守閣跡
往時は地上58mの五層の天守閣が江戸の町を見下ろしていた。現在ある天守台石垣は明暦の大火後、新たに築かれたもので、焼け残ったものではない。つまり途中で築城を断念したということになる。
スロープが付いている南側が正面で、南北二十間一尺四寸(約36.5m)東西十八間一尺(約33m)五層(5階)部分でも約92坪あった。
天守台より本丸方面を眺める。往時は手前側より向こうに大奥、中奥、表向きと約一万坪を超える建物があった。